eibun123のブログ

英文を貼ります

to assuage which 型の関係詞② (続編?)

前回、to assuage which 型の関係詞としていくつか私が見つけたものをまとめてみましたが今回は、to 不定詞にだけに留まらず ”動名詞の意味上の主語”を担う関係詞を見ていきたいと思います。今回も文脈をあまり考慮せずに切り抜く形で使用させていただいております。あくまでも参考程度に。。。

"To say that a risk of damage is reasonably foreseeable means that it is foreseeable, not merely as a theoretical possibility but as something, the chance of which occurring, is such that a reasonable man would consider it necessary to take account of it."
(The Urban Tree  2017 Duncan Goodwin) 
The Urban Tree - Duncan Goodwin - Google ブックス

これは Sir David Cairns というイギリスの法律家である方がとある裁判で発言したとされる英文であり、この書籍もその記録から引用しているものと思われます。この英文に限ってはただ彼の考えを述べた内容であり文脈を考慮せずとも一応内容はある程度理解できるのではないでしょうか。 

本題は下線部の部分です。恐らく the chance of A ~ing 「Aが~する可能性、見込み」という表現はかなり有名ですが、今回の場合はその動名詞の意味上の主語を示す A の部分が 関係代名詞になっているように見えます。正直この類の準動詞に伴う関係詞がどこまで容認されるかは自分もよく分からないです。ともあれ結構面白いのでまた何か興味深いものを見つけたら更新していきたいと思います。